メジャー無観客開催なら選手年俸は更に削減か? 米メディア「求めるかもしれない」
試合短縮なら162試合からの割合で年俸支払いに合意も、更に年俸カットの可能性
新型コロナウイルス感染拡大の影響により開幕が延期された今季のメジャーリーグ。先行きが不透明な情勢の中、無観客で開幕する案も出ている。そんな中、米メディアはMLB機構が選手たちに年俸削減を求める可能性を伝えている。
「もし2020年の試合が無観客で行われる場合、MLBは選手たちに年俸削減を受け入れるよう求めるかもしれない」
待望の開幕も選手たちの給料がカットされる可能性を伝えたのは米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」だった。
3月末にはMLB機構と選手会の間で行われた取り決めでは、試合が短縮された場合は162試合からの割合で年俸を支払うことで合意している。だが、記事ではシーズンを無観客でスタートする場合、健康面に関する問題だけでなく、選手たちの給与を更に削減する取り組みの必要があることを言及している。
チケット、飲食代など“観客収入”が得られない場合の負担は選手たちにも降りかかってくることになるのかもしれない。
(Full-Count編集部)