【球界名場面】「ノムさん教え子の完成形」 田中将大“伝説の8球”は「困った時の原点」
楽天の初優勝を決めた敵地西武戦で見せた田中将大の“伝説の8球”
新型コロナウイルスの感染拡大を受けプロ野球の開幕は再延期が決まった。緊急事態宣言も出た今、「#Stay Home」プロジェクトも広がっている。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返ってみるのはいかがでしょうか? 「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeはファンの心を満たすような映像を公開している。
田中将大の“伝説の8球”。2013年9月26日、西武対楽天戦では野村克也氏の教え「困った時の原点」を実行し手にしたリーグ優勝だった。1点リードの9回に登板した田中は内野安打と四球に犠打が絡み1死二、三塁のピンチを背負う。
だが、ここからが凄かった。栗山を3球連続外角ストレートで見逃し三振、そして続く浅村にも4球連続で外角直球を投げ込みカウント2-2、そして最後も外角の153キロ直球で空振り三振を奪い球団史上初のリーグ優勝を決めた。
8球連続で外角直球を投げ込み全て150キロを超える魂の投球にファンも「マー君神の子不思議な子」「マーくん完全にゾーンに入っている」「全球真っ直ぐは素直に凄すぎる」「ノムさんの教え子の完成形」と絶賛の声が上がっていた。過去の名場面を楽しみながらプロ野球の開幕を待ってみませんか?