墜落死の真実が公になったハラデー氏、妻は悲痛 「人生最悪の日を思い出してしまった」
2017年に飛行機墜落事故で命を落としたロイ・ハラデー氏、薬物摂取で危険スタント飛行が公に
2017年に自身が操縦していた飛行機が墜落し、命を落としたロイ・ハラデー氏。事故当時、通常の約10倍の薬物を摂取し、危険なスタント飛行を行なっていたことが米国家運輸安全委員会の調査で明らかになった。だが、この事実が公になったことで妻ブランディさんは再び悲しみを背負うことになった。米メディアが伝えている。
地元紙「トロント・サン」は「ブランディ・ハラデーが元ブルージェイズのスター投手を安らかに眠らせてあげられるよう嘆願する」との見出しで、妻ブランディさんの切実な思いを伝えている。
記事ではハラデー氏の死去から3年が経過し「ブランディ(妻)にとって傷は決して消えない可能性は高い」と、夫を亡くした妻が死因の詳細が公になり「その傷口が再び開いてしまうことになった」と伝えた。
また、フィリーズの球団公式サイトではブランディさんの声明を発表している。15日(日本時間16日)にハラデー氏の死因が発表されたことを受け「米運輸安全委員会の報告は、私たち家族にとって苦痛でした。なぜなら、それが原因で私たちは人生最悪の日を思い出してしまったのですから。皆さんが憶測を立てたり、批判することがないよう、謹んでお願い申し上げます」とコメント。
事件を再び思い出すことになり、ブランディさんは酷くショックを受けたという。最後は「むしろ、愛する人を抱きしめること、そしてその愛する人があなたの人生に存在するということに感謝することを、私たちは薦めたいと思います。私たち家族としては、ロイを安らかに眠らせてあげるよう、皆さんにお願いしたいと思っています」と、ファンに向け切実な思いを訴えていた。
(Full-Count編集部)