【始球式名場面】人気マスコットが“犠牲”に… ファンの1球はまさかの“死球式”
楽天のマスコット「クラッチ」に始球式の投球が直撃…
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開幕の無期限延期が決まったプロ野球。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り、少しばかり気分を晴れやかにしてみるのはいかがでしょう? ここでは過去に数々の有名人が登場した始球式を回顧。これを見て、少しでもファンの方々が笑っていただけたり、心を癒していただけたら幸いだ。
2016年9月15日、楽天の本拠地Koboスタ宮城で行われた楽天対ロッテ戦。この試合で行われた始球式で珍しいハプニングが起こった。
この日始球式のマウンドに上がったのはファンの少年だった。白のユニホーム、黒のハーフパンツ姿でマウンドに上がった、この少年ファンの投球がまさかの珍事を巻き起こした。
ロッテの岡田幸文外野手(現BC栃木コーチ)に対してボールを投じた少年。大きく振りかぶって、思い切って投げた1球だったが、大きく三塁側に逸れる大暴投に。嶋基宏捕手も捕ることができず、見送るしかなかった。
だが、これで終わりではなかった。大きく外れた投球は、なんと嶋の後方で始球式を見守っていた楽天のマスコットキャラクター「クラッチ」に直撃。右腕にボールを食らったクラッチはそのままその場に倒れ込んでしまった。
まさかのクラッチへの“死球式”となり、球場も爆笑に包まれた。数ある始球式の中でもマスコットが“犠牲”になる式はなかなかないのではないだろうか。