ファンが選んだ“歴代最強助っ人”は? 中日は元守護神と強打のドミニカン

中日で活躍した郭源治氏【写真:Getty Images】
中日で活躍した郭源治氏【写真:Getty Images】

ファンの投票により歴代“最強助っ人”を決定、打者はトニ・ブランコに支持集まる

 新型コロナウイルスの感染拡大の影響で開幕が延期となっているプロ野球。なかなか開幕が訪れずに“野球ロス”になっているファンの方々も多いだろう。そんなファンの人たちに少しでも“野球ロス”を埋めていただきたく、Full-Count編集部ではファンの人たちと一緒になって楽しめる企画を検討してきた。

 そこでツイッター上で12球団の“歴代最強助っ人”のアンケートを実施。編集部の独断で各球団の助っ人投手、助っ人打者で特に印象深い選手を4人ずつ選出(他球団からの移籍加入選手は除いた)。そこからファンに投票してもらい“歴代最強助っ人”を決定した。第2回は中日編だ。

 候補選手を4人に絞り込むことも苦労した助っ人たち。投手の中で最も得票率が高かったのは、1981年から1996年まで15年間、中日でプレーした郭源治だった。宣銅烈、チェン・ウェイン、メルビン・バンチとの熾烈な争いの中で48.9%を集めた。

 台湾陸軍での徴兵を終え、1981年7月に中日に入団した郭源治。2年目に9勝をマークすると、3年目の1983年から4年連続で2桁勝利を記録した。1987年からは守護神となり、2年連続で最多セーブのタイトルを獲得。1988年のリーグ優勝に貢献した。その後も先発、リリーフで活躍し、NPB通算496試合で106勝106敗116セーブの成績を残した。

 一方、打者ではトニ・ブランコが48%の得票を集めた。アロンゾ・パウエル、レオ・ゴメス、ダヤン・ビシエドとの争いの中でトップだった。2009年に中日に入団したブランコは加入1年目にいきなり39本塁打110打点を記録し、本塁打王と打点王の2冠に輝いた。リーグ優勝した2010年も32本塁打を放ち、在籍4年間で111本塁打を放った。2013年にはDeNAに移籍し、41本塁打136打点で2度目の打点王にも輝いた。

 なお、投手で郭源治に次ぐ2位はチェン、打者でブランコに次ぐ2位はビシエドだった。

(Full-Count編集部)

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