【球界名場面】「すごいよマサルさん」 ベテラン左腕が見せた脅威の“ネバネバ”打撃
1死満塁の好機で打席に入ったハム武田勝が驚異の粘りを見せる
新型コロナウイルスの感染拡大を受けプロ野球の開幕は再延期が決まった。緊急事態宣言も出た今、「#Stay Home」プロジェクトも広がっている。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返ってみるのはいかがでしょうか? 「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeはファンの心を満たすような映像を公開している。
日本ハムの“カットマン”は中島卓也内野手だけではない! 本来、打席には立たないパ・リーグの投手が驚異の粘りを見せたのは2014年5月21日に行われた日本ハム対中日戦(札幌ドーム)だった。
2回1死満塁の好機で打席に入ったのは日本ハムの先発・武田勝。カウント2-1から中日の先発・大野雄の直球をこれでもかとカットしまくった。140キロ、144キロの直球をファール、すっぽ抜けの変化球を見逃しフルカウントに持って来ると、そこから4球連続ファールと粘り強い打撃を見せ球場は大盛り上がり。最後は遊飛に倒れたが武田勝には大きな拍手が送られた。
これにはファンも「バッティングにも積極的な選手は好き」「中島かと思った」「粘りと言えばあの方(中島)」「投手版 中島」「すごいよマサルさん」と称賛の声が上がっていた。武田勝は2016年に現役を引退し、今年から投手コーチとして復帰している。