捕手で大成しなくても… 小笠原、和田、北川ら打撃を武器に飛躍した一流プレーヤーたち

持ち前のユーティリティ性が、後の活躍の礎となった選手たち

 まずは、若手、あるいは中堅時代に、捕手と他のポジションを兼任していた選手たちを紹介していく。なお、年数の後ろに表記してある年齢は、各選手の当該年の満年齢を示したものとなっている。

○礒部公一氏(元近鉄・楽天)
1998年(24歳)
捕手70試合 外野手71試合
118試合 320打数93安打 4本塁打31打点 2盗塁 5犠打
打率.291 出塁率.345
2000年(26歳) 
捕手87試合 外野手34試合
94試合 318打数99安打 6本塁打33打点 6盗塁 10犠打
打率.311 出塁率.367

○関川浩一氏(元阪神・中日・楽天)
1995年(26歳)
捕手94試合 外野手26試合
124試合 417打数123安打 2本塁打30打点 12盗塁 7犠打
打率.295 出塁率.362
1996年(27歳)
捕手33試合 一塁手6試合 外野手60試合
113試合 344打数108安打 2本塁打28打点 5盗塁 2犠打
打率.314 出塁率.368
1997年(28歳) 
捕手60試合 外野手31試合
95試合 245打数75安打 5本塁打26打点 3盗塁 2犠打 
打率.306 出塁率.392

○高木大成氏(元西武)
1997年(24歳) 
捕手4試合 一塁手107試合 外野手4試合 指名打者8試合
130試合 474打数140安打 7本塁打64打点 24盗塁 6犠打
打率.295 出塁率.357

○小笠原道大氏(元日本ハム・巨人・中日)
1998年(25歳) 
捕手20試合 一塁手3試合 外野手1試合 指名打者3試合
71試合 86打数26安打 1本塁打9打点 1盗塁 0犠打
打率.302 出塁率.378

○和田一浩氏(元西武・中日)
2000年(28歳) 
捕手8試合 一塁手15試合 外野19試合 指名打者13試合
55試合 170打数52安打 1本塁打24打点 9盗塁 0犠打 
打率.306 出塁率.360
2001年(29歳) 
捕手25試合 一塁手1試合 外野手45試合 指名打者11試合
82試合 206打数63安打 16本塁打34打点 5盗塁 5犠打
打率.306 出塁率.372

○近藤健介(日本ハム)
2014年(21歳) 
捕手16試合 三塁手70試合 遊撃手2試合 指名打者3試合
89試合 264打数68安打 4本塁打28打点 3盗塁 10犠打
打率.258 出塁率.295

○森友哉(西武)
2016年(21歳)
捕手26試合 外野手49試合 指名打者22試合
107試合 349打数102安打 10本塁打46打点 1盗塁 0犠打
打率.292 出塁率.367

小笠原氏、和田氏は捕手スタートから球界を代表する大打者に

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