元燕ミューレン氏、故郷のコロナ不況で慈善活動に邁進中「いつか乗り越えられる」

ミューレン氏は島内のフードバンクでボランティア活動

 ミューレン氏は島内のフードバンクでボランティア活動。現在、1日に1500食ほど用意しているが、10000食を用意したいそうで、「必要な人、みんなに届いる状態ではない。だけど、できるだけのことをしようとしている。フードバンクはよくやっていると思うよ。みんなが健康に過ごせるように何とかしようとしている」と話している。

 キュラソー島は朝6時から9時までと、夕方5時から7時までの間しか外出が許可されない厳しい態勢を敷き、島内でのウイルス感染拡大を防いだ。しかし、島内の経済復興には観光業は欠かせない。

「新型コロナウイルスについては、山を越えたと思う。だけど、人々は、今の状態をとても怖がっている。ビジネスを再開して、観光客が戻って来なければならない。しかし、観光客が再び戻ってくるまでには、まだしばらく時間がかかるだろう」

「野球と同じだよ。いつか、これを乗り越えることができる。それは分かっている。今は、お互い助け合うために何でもやるよ。そして、このことで我々はより強くなるはずだ」

 日本では94年からロッテ、95年から2年間ヤクルトでプレー。NPB3年間で通算77本塁打を放ったスラッガーは今まさに故郷の“助っ人”となっている。

(Full-Count編集部)

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