【始球式名場面】美女の98キロ打たれる!? 稲村亜美さんの投球後の行動にもファン好感
投球後にはプレートとグラウンドを手でならして見せた稲村さん
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて開幕の無期限延期が決まったプロ野球。選手、ファンにとってはもどかしい時間が流れているが、こんな時こそ過去の名場面を振り返り、少しばかり気を晴らしてみてはいかがだろう。ここでは「パーソル パ・リーグTV」上で公開中の、過去に数々の有名人が登場した始球式を紹介していく。これを見て、少しでもファンの方々が心を癒していただければ幸いだ。
2016年4月5日に西武プリンスドームで行われた西武対日本ハムの一戦で始球式に登板したのは“野球女子”のタレント稲村亜美さんだった。CMでの打撃フォームの綺麗さから「神スイング」としてブレークし、投げても自己最速105キロを誇る“剛腕”として始球式登板となった。
「文化放送DAY」として開催されたこの日の試合。同局の番組にも出演していた稲村さんは、背番号「2」の西武のユニホームに、白のホットパンツ姿でマウンドに上がった。自己最速記録の更新を目指して、注目の1球を投じた。
サインを覗き込み、そして大きく振りかぶった稲村さん。打撃フォーム同様の“神フォーム”で投じたボールは見事にストライクゾーンへ。だが、ここで思いもしない事態が発生。打席に入っていた陽岱鋼がまさかのヒッティングでボールを打ち返してしまった。弾き返された打球に、稲村さんは振り返って驚いた。
まさかの始球式ならぬ“始打式”とされてしまった稲村さん。それでも、球速は100キロの大台こそ超えなかったが、98キロをマークし、スタンドのファンを驚かせた。さらに式を終えると、自らの手でプレートとグラウンドをならす心遣いも見せた。
この始球式を紹介した「パーソル パ・リーグTV」の動画には「最後のマウンドならすやつって、野球を知ってるからこそなんだろーな」「予想外で笑った」「なんで打ったん?」「打つんかい笑」とファンも反応していた。