ハーパーが大リーガーの東京五輪参戦を熱望 認めないMLBは「本当に頭が悪い」
五輪へのMLB選手の参加で世界的な野球への注目度が大きく増すことを力説
新型コロナウイルス感染拡大の影響でNPB、MLBともに開幕はいまだ不透明な状況が続いている。そんな中でフィリーズのブライス・ハーパー外野手は、1年延期が決まった東京五輪へのMLB選手たちによる“ドリームチーム”での参加を求めている。米スポーツ誌「スポーツ・イラストレイテッド」が伝えた。
ハーパーはポッドキャスト番組「スターティング9」に出演し、2021年の開催予定となった東京五輪にMLB選手が参加できないことに「ものすごく変なことだと思う」と持論を披露。「2021年のオリンピックは日本で行われるのに、メジャーリーグの選手を送らないだって? 冗談だろう? 野球をできるだけ大きくさせたいのに、2週間お金を失いたくないからメジャーリーガーをプレーさせないのか? 本当に頭が悪い」と五輪への選手の派遣を認めていないMLBを批判した。
ハーパーの言うように、仮に東京五輪の野球競技に現役メジャーリーガーが参加することになれば、世界的に見ても野球への注目度は増す。「(ショウヘイ)オオタニが日本のためにプレーして、マイク・トラウトと対戦する。外国で整列して、国歌を聞くことを想像できるか? これ以上のことはない。考えただけでハイテンションになるよ。本当にそれは最高のことだって」と熱弁したハーパー。実現すれば夢のような話だが、この声がMLBに届くだろうか。
(Full-Count編集部)