ダルビッシュ、Aロッドの“足並み揃え”発言に持論 「今は見切り発車に近い」
アレックス・ロドリゲス氏「オーナーも選手も足並みをそろえるときだ」
カブスのダルビッシュ有投手が16日、自身のツイッターを更新。新型コロナウイルスの感染拡大で開幕が遅れている中、7月中の開幕案について「今は見切り発車に近い」と持論を綴っている。
メジャーの開幕に向けてはMLB機構と選手会の間で開幕案についての協議が行われており、7月4日(日本時間7月5日)の独立記念日前後の開幕を目指す案が出ている。リスクを背負いながらのプレー、そして試合数削減により年俸がさらに減俸となることに選手側は反対の声を上げ、賛否を呼んでいる状況が続いている
これに元ヤンキースの主砲、アレックス・ロドリゲス氏は自身のツイッターで「今は、オーナーも選手も足並みをそろえるときだ。みんな欲しいものは一緒だ。みんな野球を救いたい、野球がやりたいと思っている」と動画を公開。
だが、これに反応したのがダルビッシュ。「言いたいことはわかるんやけど、まず密だらけのMLBでどうやってそこをクリアするのか。野球の評価をあげたい、早くお金稼ぎたい、我慢できないからって見切り発車だけはやめてほしい」と自身の思いを綴った。
選手側とMLB機構の話し合いは平行線をたどっているだけにダルビッシュは「今は見切り発車に近い」と早期決着に疑問を抱いている様子だった。
(Full-Count編集部)