西武辻監督、全選手ユニ姿での分離練習に安堵 「いよいよ第一歩を踏み出した」

試合数減も「シーズンが終わった時に1位にいられるよう、それに向かって頑張るしかない」

 球場内での感染対策については「グラウンドでも密にならないように気を付けていますし、時間差をつけたり、マスクを着用して、こまめに消毒しながらやっています。選手たち個々については、これまで以上に意識を高くもって欲しいです」と、細心の注意を払って練習を行っていくことを口にする。

 現状では最短で6月19日の開幕を目指しているが「開幕日が正式に決まったら、そこで初めてしっかりと開幕に向かっていく。全力で開幕を迎えられるよう調整はしますが、ただ試合が始まると怪我が怖いので、選手たちには怪我をしないようにしっかりと体を作ってほしいですし、そこに時間をつかってほしいと思います」。

 自身も久しぶりにユニフォームを着用。選手たちの表情に「人が投げた球を打てて、広い場所でバッティングができるので楽しくやっているように見えました。投手陣もしっかり投げられていて嬉しく思いました。密にならないように気を付けながら今日、明日は体を慣らすことになると思います」と安堵の表情。

 シーズンの試合数は減少されることになるが「これは仕方ないですね。初めての経験ですし、どうなるかわからないですが、決められた試合数の中で、シーズンが終わった時に1位にいられるよう、それに向かって頑張るしかないです。色々不便はありますが、こればかりは仕方ないですし、野球ができるようになるためには感染しないことが一番で、辛抱していくしかないと思います」と、リーグ3連覇を誓った。

(Full-Count編集部)

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