鷹・王会長、甲子園中止に「出場経験者としてこんなに寂しいことはありません」

ソフトバンク・王貞治球団会長【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・王貞治球団会長【写真:藤浦一都】

工藤監督「次のステップに繋がる舞台が整えられることを切に願います」

 ソフトバンクの王貞治会長、工藤公康監督が夏の甲子園大会が中止になったことを受けてコメントを発表した。

○王貞治会長
「日本の野球の原点である夏の甲子園大会が中止という知らせを受け、新型コロナウイルスの影響力の大きさを改めて感じています。出場する学校、選手たちだけでなく日本国民の心のよりどころであった大会が中止となって、出場経験者としてこんなに寂しいことはありません。選手たちには次の目標に向かって新たな一歩を踏み出してほしいと思います。1日も早い新型コロナウイルスの終焉を祈っております」

○工藤公康監督
「私自身も甲子園の舞台に立つことを夢見て練習に取り組み、そこでプロの扉が開かれた身なので、中止の決定は非常に残念ですし、球児たちの気持ちを思うと何ともやりきれません。簡単に気持ちを切り替えてとは言えませんが、これまでの努力が全く無駄になることはなく、必ず人生の糧になることは信じて欲しいと思います。今後何かしらの形で、球児たちのために次のステップに繋がる舞台が整えられることを切に願います」

(Full-Count編集部)

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