元日ハム・ミラバル氏、現役復帰の思い明かす 新型コロナで「全てがストップ」

教え子たちがNPBで開花する日を待ちわびて

 2019年に独立リーグ・徳島インディゴソックスで臨時ピッチングコーチを務めたミラバル氏。この年、チームからは3名の選手がドラフト会議で名を呼ばれ、晴れてNPB選手として歩みを始めた。「本当に嬉しいです。彼らはNPBでプレーするにふさわしいレベルだと思います」とミラバル氏も太鼓判を押す。

――特に西武のドラフト7位・上間永遠投手とは接点があったと思います。

「彼は活躍すると思っています。どうやって試合を作るかも知っていますし、NPBの優秀なコーチや、素晴らしい環境を経て、大きな成長を見せてくれると思います。彼は優れた投球術を持っていますし、マウンド上でパフォーマンスを発揮できるようになれば、活躍ができると思います。

 ライオンズは素晴らしいチームだと耳にしているので、きっと彼の成長を促してくれると思います。スーパースターになれますよ。良いピッチャーではなく、“スーパースターに”です。上間投手はその素質を持っています。若いのでさまざまな経験が必要ですが、それを得た時にはスーパースターになれるでしょう」

――上間投手も喜びますね

「そうかもしれないですね。とても素晴らしい青年ですよ。それに野球をとても愛していますしね。私が徳島にいた時にさまざまな質問をしてくれましたし、向上心がとても高い選手です。彼には良いピッチャーになる素質が備わっていると思います。多くのスカウトの方々が『彼はどうか?』『NPBレベルか?』と私に聞いてきました。そのたびに私は言っていたんです『スーパースターになれますよ』とね。彼はそれを証明するチャンスを掴みましたね!」

カルロス・ミラバルさんからのメッセージ

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