106盗塁、出塁率5割超… もはや更新不可能? な球史に残るシーズン最高記録【打者編】
打点と得点は小鶴氏、打率はバース氏、本塁打と長打率はバレンティンが歴代1位
打点と得点で歴代最多記録を持っているのが、松竹の小鶴誠氏。いずれも1950年に打ち立てた記録で161打点、143得点をマークしている。しかも、出場130試合での記録だから驚かされる。この年、小鶴氏は打率.355、51本塁打161打点と打ちまくり、松竹はシーズン908得点を叩き出した。
この小鶴氏の打点、得点に加え、ここから紹介する記録はこれから先にも更新されることはあり得るだろう。まず打率。プロ野球のシーズン最高打率は1986年の阪神バース氏が記録した.389。今季は最大でも120試合ほどの試合数になりそうで、最高打率達成の可能性は高まるかもしれない。
シーズンでの最多本塁打と長打率の記録を持つのは今季からソフトバンクに移籍したウラディミール・バレンティン外野手。ヤクルト時代の2013年にプロ野球記録となる60本塁打を放ち、長打率は驚異の.779をマークした。
最多安打は今季からレッズに加入した秋山翔吾が西武時代の2015年に記録した216安打。また球史で初めて200安打を放ったイチロー氏は130試合で210安打を放っており、安打ペースで言えば、こちらが上。果たして、これらの記録を更新する選手はこの先現れるだろうか。
(Full-Count編集部)