鷹・尾形「OP戦より成長」 再開された紅白戦で最速150キロ、2回2安打1失点3K
自粛期間中に直球、フォークなど球種の精度アップ「カウントも取れた」
ソフトバンクの尾形崇斗投手が25日、本拠地PayPayドームで行われた紅白戦に先発し、2回を1失点にまとめた。練習終了後にオンライン会見に臨み「3月のオープン戦の時より成長した姿をアピールできて良かったと思います」と、自粛期間中に更なる成長を遂げた実感を口にした。
初回、先頭の周東に対しての3球目で150キロをマークし、いきなり空振り三振に仕留めた。2死から上林、長谷川に連続二塁打を許して1点を失ったものの、2回は3人斬り。西田、栗原を連続空振り三振に仕留め、2回を2安打1失点、3奪三振にまとめた。
課題としていた変化球でもカウントを整えるなど、2か月の自粛期間の間でも意識高く練習を続けて成長した姿を発揮。
「真っ直ぐのスピードと強さが速く強くなっているのは良かった。フォーク、スライダーの精度も格段に良かった。カウントも取れたし、精度も良かった」と納得の表情だった。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)