鷹・和田、2か月ぶり実戦は2回1安打1失点「感覚は良くないけど微調整の範囲」
開幕が6月19日に決定「ようやくプロ野球選手としてスタートする日が決まった」
ソフトバンクの和田毅投手が26日、PayPayドームで行われた紅白戦に登板し、2回を投げて1失点という内容だった。降板後にはオンライン会見に臨み「久しぶりに投げることが投げることができて、2イニング投げられて良かった」と振り返った。
先頭の川島に始球を与えると、牧原の二ゴロで川島は二塁へ。続く柳田に右前へと弾き返されて1点を失った。2回は栗原に安打を許したものの、甲斐を遊ゴロ併殺打に仕留めた。和田は2イニングを投げて、2安打1失点だった。
約2か月ぶりとなる実戦のマウンドに上がった左腕。「自粛になる前との感覚の違いがどうなっているかなと思っていた。感覚は良くはないですけど、微調整の範囲。今日は良くはなかったんですけど、次の登板までに微調整できる範囲。今日実戦で投げることができて良かった」と振り返っていた。
正式に6月19日に開幕することが決まり、いよいよ本格的にシーズンへ高まりが出てくる。ベテラン左腕は「ようやくプロ野球選手としてスタートする日が決まった。そこに向かって調整するだけ。1か月もないですし、開幕をいい状態で迎えられるように調整するだけ」と表情を引き締めていた。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)