中学日本一を決めるジャイアンツカップが中止「次の目標へ向かって新しい1歩を…」

新型コロナ感染拡大防止の観点から選手や関係者ら約700人の安全健康を優先

　日本野球連盟などは27日、福島県いわき市、茨城県日立市などで8月17日から開催する予定だった「第14回全日本中学野球選手権大会・ジャイアンツカップ」を中止すると発表した。

　日本リトルシニア中学硬式野球協会、日本少年野球連盟、全日本少年硬式野球連盟、日本ポニーベースボール協会、九州硬式少年野球協会の中学硬式野球5団体の代表者が協議。新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、選手や関係者ら約700人の安全健康を守ることを優先。また、十分な練習を行えず、選手の故障などにつながる恐れがあると判断した。

　中学硬式野球の日本一を決める大会。日本中学野球協議会は「選手の皆さんには、各チームの指導者の指示に従い、与えられた環境下でできることに取り組んでください。そして、指導者や保護者の方々、チームの仲間たちともコミュニケーションを取り、次の目標へ向かって新しい一歩を踏み出してくれることを希望します」と呼びかけている。

（Full-Count編集部）