鷹・岩嵜が松田宣、内川ら主軸3人斬り! 勝利の方程式入りへ「結果出したい」
4回からの1イニングを3者凡退「前回よりも今日の方が良かった」と手応え
ソフトバンクの岩嵜翔投手が30日、PayPayドームで行われた紅白戦で白組の3番手として登板。松田宣浩内野手、長谷川勇也外野手、内川聖一内野手といった主軸打者3人を相手に3者凡退の好投を見せた。
4回。先頭の松田にはレフトへ大きな当たりを飛ばされたが、打球はフェンス手前で失速。続く長谷川には粘られながらも9球目で二ゴロ。最後は内川を中飛に打ち取り、主軸相手に貫録の投球を見せた。ストレートは「力がなかった」としながらも「前回(26日に1回を被安打2)よりも今日の方が良かった。投げる時に突っ込む感じがあったので、上半身が前に出ていき過ぎないように意識して投げました」と自らの投球を振り返った。
チームは31日まで紅白戦を行い、6月2日から14日まで練習試合に臨む。開幕まで20日しかないが「自分の感覚的には数試合投げれば大丈夫。万全まではもう少し。時間はないが、心配はしていない」と自信をみなぎらせる。「他の人に負けないように、結果を出していいところで投げたい」と、かつての定位置である“勝ちパターン”への復帰を目指す。
「今は対バッターよりも自分に意識を向けていますが、ぎこちなさなく対バッターに投げられれば大丈夫です」。他球団相手の練習試合で“最後の仕上げ”を行っていくつもりだ。
(藤浦一都 / Kazuto Fujiura)