巨人坂本ら新型コロナ感染を教訓に? 米メディア「健康安全方針の制定にあたり…」

巨人・坂本勇人【写真:Getty Images】
巨人・坂本勇人【写真:Getty Images】

MLBの球団数はNPBの倍以上の30球団、健康管理の課題も山積み

 巨人は4日、新型コロナウイルス陽性と判明し都内の医療機関に入院した坂本勇人内野手と大城卓三捕手が3日夜に受けたPCR検査で陰性と判断されたと発表した。6月19日の開幕を目指し準備中のNPBから感染者が出たことは米メディアでも報道されており、米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」は7月上旬の開幕を目指す大リーグもこれを教訓とすべしと警鐘を鳴らした。

 記事では「練習試合が日本で再開したとたんに、2人のNPB選手に新型コロナウイルス陽性反応が出た」との見出しでNPBの状況を説明。「2選手の陽性は、MLBが健康と安全に関する基本方針を制定するにあたり、それを単に選手の合意を得やすいものとするだけではなく、ウイルスの感染拡大を最小限に抑えるという目的において可能な限り有効なものにする重要性を強調するものとなった」と伝えている。

 MLBはNPBの倍以上の30球団で、30チームの選手、コーチ、更には審判やセキュリティ、グラウンドのスタッフなどの関係者を健康に保つための難題は山ほどある。現時点で、MLBと選手会は健康面の議定書と選手の補償についてまだ合意には至っていない。

(Full-Count編集部)

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