虎ボーア3戦連発6打点!鷹・栗原は5階席驚弾…練習試合再開でアピールした選手は?

中日では新人・郡司が開幕マスクへ猛アピール、ロッテ藤岡は3試合連続打点

 ヤクルトでは坂口、山田哲の1、2番コンビが機能した。2日の中日戦で坂口が3打数3安打1打点、山田哲は3打数2安打1打点。15得点の大勝へ導いた。4日は坂口が無安打に終わったものの、山田哲が左越えソロ。昨季22試合出場に留まった坂口が1番としてハマれば、上位進出への大きな力となりそうだ。また、西浦は途中出場となった2日に3打数1安打2打点。多くの主力がスタメンを外れた3日は4打数4安打1打点と大暴れし、翌4日も4打数2安打と結果を出している。

 中日ではドラフト4位の郡司が開幕スタメンへ猛アピールした。4日のヤクルト戦でエースの大野雄とバッテリーを組み、3回無失点の好リード。俊足を売りとする高松は5日に“プロ初本塁打”へ右越えソロを放った。また、ビシエドが2日のヤクルト戦で1試合2本塁打。3試合連続安打と4番として存在感を発揮した。

 ロッテでは藤岡が2日に右越え2ランを放つなど4打点。3日にも右越え2ランを放ち、4日にも適時打。今季から鳥谷が加入したが、3試合連続打点。遊撃定着へアピールした。1日に支配下登録された和田も3日に盗塁を決めるなど、持ち味の俊足をアピールした。

 日本ハムでは上沢が2日に2回4安打2失点。昨年6月に打球直撃で左膝蓋骨を骨折して後半戦を棒に振った右腕は開幕からローテの一角として期待できそうだ。ドラフト1位の河野は3日に3回3安打2失点。こちらも開幕ローテ入りの期待大だ。日本ハム打線では若手中心の起用となった4日に野村が先制2ラン。一方、4番スタメンの清宮は4打数無安打とアピール不足に終わった。

 巨人の菅野は2日の西武戦で4回2安打1失点。5奪三振の好投で開幕投手へ順調な仕上がり。新助っ人ビエイラは0回2/3で5四球5失点と不安を残した。西武のスパンジェンバーグは2日に右越えソロを含む3安打1打点。守備でも左翼、三塁をこなし、マルチぶりを見せた。両軍とも3、4日の練習試合は中止となったが、今後はどのような調整を見せてくれるのか。

(Full-Count編集部)

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