中日ドラ3岡野、山川ら西武打線を3者連続K斬り! “大谷世代”26歳新人が猛アピール
光る多彩な変化球、コントロール
中日のドラフト3位右腕・岡野祐一郎投手(東芝)が5日、メットライフドームで行われた西武との練習試合に先発。4回4安打無四死球1失点に抑えた。2回には4番の山川をスライダーで見送り、外崎をフォークで空振り、中村を144キロ速球で空振りと3者三振に仕留めた。
主軸を完璧に抑えた岡野だが、下位打線には捕まった。先頭の7番栗山、8番スパンジェンバーグ、木村に3者連続中前打を浴び、あっという間に失点。ただ後続を抑え、追加点は許さなかった。
岡野は聖光学院3年の時に、春夏連続甲子園出場。青学大、東芝を経て入団した“大谷翔平世代”のオールドルーキーだ。多彩な変化球とコントロールには新人離れしたものがある。
一方、開幕投手を務めることが有力な西武先発のニール投手は、2回1死一、二塁から井領に右翼席への3ランを被弾。4回には加藤に右前適時打、5回にもアルモンテに右翼席へのソロを浴びた。5回9安打5失点で降板した。
また、試合前には両軍の選手、首脳陣が内野に集まり、新型コロナウイルス対策の最前線で働く医療・介護従事者などへ向けて感謝の拍手を送る“フライデーオベーション”を行った。
【中日】
(中)大島
(指)アルモンテ
(三)高橋
(一)ビシエド
(二)阿部
(右)平田
(左)井領
(捕)加藤
(遊)京田
投手 岡野
【西武】
(中)金子
(遊)源田
(捕)森
(一)山川
(二)外崎
(三)中村
(指)栗山
(左)スパンジェンバーグ
(右)木村
投手 ニール
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)