昨季は巨人・陽岱鋼が“首位打者” 1打席に全てを懸ける「代打の切り札」【セ編】

DeNA・佐野は代打で打率.344、2本塁打17打点、阪神・中谷は打率.344、2本塁打5打点

 規定打席に到達した打者でも好結果を残したのはヤクルト・雄平だ。シーズンでは131試合に出場し打率.273、12本塁打56打点をマーク。そんな中、代打でも打率.350をマーク。6月25日には36歳を迎えるベテランだが、まだまだ勝負強い打撃は健在だ。

 DeNAの佐野は代打で打率.344、2本塁打17打点をマーク。プロ通算10本塁打のうち半分の5本は代打という勝負強さ。今季はメジャー移籍した筒香の後継者として主将に就任しチームの主力として期待される。広島・磯村は控え捕手だが打率.323を残し打撃で存在感を発揮した。

 上記には登場しなかったが阪神・中谷はシーズンでは62試合に出場し打率.181(116打数21安打)、6本塁打19打点と結果を残せなかったが、代打で13試合に出場し打率.344(13打数5安打)、2本塁打5打点と大活躍。

 誰もが多くの試合でグラウンドに立ち続ける“レギュラー”を目指している。だが、時にチームの勝敗を左右する1打席のチャンスに全てをかける選手たちにも注目してみてはどうだろうか?

(Full-Count編集部)

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