12球団助っ人打者で明暗 DeNA&西武は好調も、MLB実績組はまだ目覚めず…
中日はビシエドとアルモンテが打率4割超えと好調な打撃成績
・巨人
パーラ 11打数2安打0本塁打0打点 .182
・DeNA
オースティン 14打数7安打2本塁打4打点 .500
ソト 16打数3安打2本塁打5打点 .188
ロペス 19打数6安打1本塁打4打点 .316
・阪神
サンズ 14打数3安打1本塁打1打点 .214
ボーア 14打数4安打3本塁打6打点 .285
マルテ 13打数3安打0本塁打0打点 .230
・広島
ピレラ 21打数4安打0本塁打2打点 .190
メヒア 19打数5安打4本塁打7打点 .263
・中日
アルモンテ 14打数6安打1本塁打2打点 .429
シエラ 8打数3安打1本塁打3打点 .375
ビシエド 15打数7安打3本塁打4打点 .467
・ヤクルト
エスコバー 15打数0安打0本塁打0打点 .000
セ・リーグで目を引くのはDeNAと中日の助っ人たち。DeNAの新助っ人オースティンはここまで打率.500をマークし、2本の本塁打も放っている。ソトは打率こそ.188だが、こちらも2本塁打。ベテランのロペスも.316を残している。中日はビシエドが.467、3本塁打と力通りの成績を残し、アルモンテも.429と好成績を残してアピール中。新助っ人のシエラも打席数は少ないが、.375、1本塁打と好調だ。
阪神では新助っ人のボーアが3試合連続で本塁打を放つなど、センセーショナルな活躍を見せた。サンズにも7日に一発が飛び出した。3人共に打率は2割台ながら、期待を抱かせる内容になっている。広島はメヒアが6試合で4本塁打と圧倒的な破壊力を発揮している。この勢いで開幕スタメンを掴めるかどうか。
気になるのがヤクルトのエスコバーと巨人のパーラか。パーラは4試合で.182、本塁打と打点はまだない。エスコバーにいたっては6試合中5試合でスタメン出場し16打席に立ちながら、まだノーヒット。打率.000が続いている。
練習試合は残り1週間ほど。ここでどれだけ結果を残しても、シーズンで打つとは限らず、その逆もまた然りではある。好調な助っ人たちはこのまま調子を維持し、まだ本調子ではない助っ人たちには残る1週間の実戦で状態をどんどん上げていってもらいたいものだ。
(Full-Count編集部)