MLB機構が開幕案提示で開幕前進か? 7月20日開幕、60試合、試合数に比例し年俸100%
マンフレッドコミッショナーが声明発表「両者が同意することが可能な提案の枠組みを共同で作成」
MLB機構と選手会が給与面などで対立し開幕が遅れているメジャーリーグ。最悪の場合シーズン中止の可能性もあったが、17日(日本時間18日)にMLB機構のロブ・マンフレッドコミッショナーは選手会のトニー・クラーク専務理事と会談したことを認め、両者が合意できる開幕案の枠組みを作成したことを明かした。複数の米メディアが伝えている。
米スポーツ専門テレビ局「ESPN」は、マンフレッドコミッショナーと選手会のクラーク専務理事が会談したことを言及し「60試合で試合数に比例した給与がフル(100%)で支払われる、と提案したようだ」と伝えている。
新たな提案では、開幕は7月19日(同20日)で公式戦は70日間で60試合行い、年俸は試合数に比例した100%が支払われる。2020年と2021年に出場チーム数を拡大したプレーオフの実施などが組み込まれている。
マンフレッドコミッショナーは「私のリクエストにより、トニー・クラークと私は、(アリゾナ州の)フェニックスで数時間、会談した。両者が同意することが可能な提案の枠組みを共同で作成して、その会談は終了した。そして、その枠組みを何度もまとめ直して、今日その概要をトニーに送った。昨日話し合ったように私は球団側に(合意に向けて)前進することを促し、トニー(選手会側)も同様にすると信じている」と声明文を発表している。
(Full-Count編集部)