「一過性ではない」3年ぶり一発が特大弾 広島堂林に見た鈴木誠と重なる仕草とは?
「さらに自信が伴えば、もっと大きく見える」
実際に鈴木と堂林は一緒に自主トレを行い、年上だが、後輩からのアドバイスを取り入れているという。この日は鈴木が4番、堂林が7番。前で打席が見られるため、イメージもしやすい。
「(鈴木から)打撃のアドバイスをもらっているのだと思います。今は、確認しながら打てているので、一過性ではなく、再ブレークするのではないかという気がしています。チャンスをつかんでほしいですね」
しっかりと自分が確認する事項が頭の中に入り、修正もすぐにできている点をポイントに挙げた。183センチ、88キロという体格。野口氏は近くで見た堂林の姿に驚かされたことがある。
「ものすごく、体が大きいんです。ガッチリしているといいますか……。さらに自信が伴えば、もっと大きく見えると思います。鈴木選手のように」
打席でも体が大きく見られれば、投手は萎縮する。相手へ恐怖も与えられる。今年の堂林はさらなる飛躍の可能性を感じさせる。
(Full-Count編集部)