加藤豪将、“キャンプ枠”から外れる メジャー昇格へ厳しい現実
加藤は今春オープン戦は12打数3安打だった
マーリンズは28日(日本時間29日)、7月下旬の開幕へ向けてキャンプに参加する57選手を発表。マーリンズとマイナー契約を結んでいる加藤豪将内野手の名前はなかった。
13年ドラフトでヤンキースから2巡目(全体66位)で指名された加藤は昨季初めて3Aに昇格した。マーリンズとマイナー契約を結び、招待選手として今春のスプリングトレーニングに参加。オープン戦では12打数3安打の打率.250、1打点だった。キャンプ枠に入った57選手は本拠地マーリンズ・パークか、フロリダ州ジュピターの球団施設でキャンプに参加する。
これまでに何百人ものマイナー選手が大量解雇され、マイナーリーグは新型コロナウイルス感染拡大のために今季中止となる可能性を指摘されている。加藤はこれまでに「ただ野球をするチャンスが欲しい。そう思っているマイナーリーガーはどれだけいるだろう。そう思ってたドラフト候補者はどれだけいただろう。ただ野球を見て元気をもらいたいと思ってるファンはどれだけいるのだろう」とマイナーリーガーとしての切実な思いを綴っていた。
(Full-Count編集部)