禁止薬物使用選手が続出 パイレーツ右腕は80試合出場停止で今季絶望
パイレーツ救援右腕サンタナ、マイナー4選手が禁止薬物使用で出場停止処分を受けた
大リーグ機構は28日(日本時間29日)、パイレーツのエドガー・サンタナ投手とマイナー4選手が禁止薬物検査で陽性反応を示したため、出場停止処分を科したと発表した。
パイレーツのサンタナは禁止薬物ボルデノンの陽性反応を示したため、80試合の出場停止処分を受けた。サンタナは17年にメジャーデビュー。18年は69試合登板。3勝4敗、防御率3.26をマークしていたが、シーズンオフに右肘のトミー・ジョン手術を受けたため、19年は全休。今春のオープン戦では5試合登板し、5イニング無失点と好投していたが、60試合制で行われる今季中の復帰は絶望となった。
レッズ傘下のウラジミール・グティエレス投手は禁止薬物スタノゾロールで陽性反応を示して80試合の出場停止。ドジャース傘下のフアン・イドロゴ投手はGW501516使用で、レザ・アレアジス投手はアンフェタミン使用でそれぞれ72試合、50試合の出場停止処分となった。ツインズ傘下のホセ・ロサリオ内野手は薬物乱用と判定されて50試合の出場停止処分。今季はマイナーリーグの中止となる見込みで、米NBCスポーツは「マイナー選手は21年に出場停止処分を受ける」と伝えた。
(Full-Count編集部)