鷹デスパイネ&グラシアルが7月中旬に来日へ チーム合流は8月上旬か
地元テレビ局「テレ・レベルデ」が17日にキューバを出発すると報じた
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、母国キューバで足止めを食らっていたソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手とジュリスベル・グラシアル内野手が、チームに再合流するため、今月17日にキューバを出発し、来日することが明らかになった。4日(日本時間5日)、キューバの野球情報を扱うインターネットメディア「ペロータ・クバーナ」が、地元テレビ局「テレ・レベルデ」が報じたと伝えた。2人は来日後、14日間の自主隔離が必要とされるため、チーム合流は最短で8月上旬となる見通しだ。
2人は米国で開催予定だった東京五輪米大陸予選にキューバ代表として出場するため、3月上旬に日本を離れていた。その後、予選が延期となり、合宿予定地だったメキシコからキューバに帰国。デスパイネは左手首、グラシアルは右手小指を負傷していたため、国内で治療とリハビリを行った後、練習を開始。出国の機会を待っていた。
キューバでは4日現在、新型コロナウイルスの感染者数は2369人、死者数は86人となっているが、6月以降、新規感染者の数は減少している。これまで同国を発着する国際線の全ての定期便がストップしていたが、人道支援の臨時便などがメキシコや欧州に運行し始めたことで、出国のチャンスが開けたようだ。
ソフトバンクは現在、6勝7敗1分でリーグ4位。チーム打率も2割3分3厘と低迷しており、打線強化のためにも2人の早期1軍合流が期待される。
(Full-Count編集部)