大谷翔平、復帰戦大荒れも名物実況&解説が復活太鼓判 「心配してません」
名物解説のグビザ氏、大荒れ投球の大谷に「大事なのは感触です」
グビザ氏「私も心配はしていません。昨日のショウヘイは投球フォームが滑らかでした。私はそれが嬉しかったです。四球の数や走者を出した数、ボールが(ボールがバウンドするなど)失投したことなどは好ましくありませんが、大事なのは感触です。(実戦形式で)打者に対してしばらく投げてませんでした。試合後に彼は素晴らしい感触だったと語っています」
グビザ氏「現在の状態に満足している、とね。彼はこれまでも極めて素晴らしいボールを投げてきています。彼がマウンドに戻ってきてくれたことが嬉しいですし、次の数日間のうちに紅白戦で彼の打撃も見られることを期待しています」
メジャー1年目の18年もキャンプ中は不安定な投球だったが、メジャーデビュー戦から2連勝を飾るなど二刀流旋風を巻き起こした。日頃は密着取材するロハス、グビザ両氏は投手・大谷の実力を分かっている。
ロハス氏「これは紅白戦ではありましたが、彼の中で不安もあったと私は想像しています。特に怪我から戻ってくるわけですから。残りの3~4週間で準備をし、健康を保つためのものなのです」
グビザ氏「大事なことはショウヘイがマウンド上で楽しめることです。相手は友人とも呼べる同僚たちですが、登板して打者と対戦し、感覚を掴む。これから毎回投げるごとに彼は進歩を見せることになるでしょうね」
8日(同9日)は登板翌日のため本拠地エンゼルスタジアムで軽めの調整をした。球団広報によると、本拠地内でチームトレーナーと有酸素運動などで体のケアなどを行ったという。エンゼルス放送の名物コンビは大谷の二刀流復活を温かい視線を送っている。
(Full-Count編集部)