「今日は明石に救われた」 鷹のピンチを得点に変えた“神走塁”をファン称賛
一塁走者が二塁から飛び出してしまったが、守備の一瞬の隙にホームを陥れた
■ソフトバンク 8-4 楽天(11日・PayPayドーム)
ソフトバンクのベテラン・明石健志内野手が11日、楽天戦(PayPayドーム)で“神走塁”を披露してチームを救った。「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeチャンネルは「【明石神走塁の真実】見事なトリックプレーでピンチをチャンスに」と走塁の一部始終を伝えている。
4点を追う2回無死一、二塁の場面で8番・甲斐が中前へ弾き返した。二塁走者・明石は三塁で一旦ストップ。しかし、一塁走者の松田宣は二塁ベースを回って、二、三塁間で挟まれてしまった。二、三塁間の挟殺プレーに入ろうとする楽天内野陣。ここで明石は咄嗟の判断を働かせて本塁に突入した。際どいタイミングだったが、華麗にタッチをかいくぐって生還。その後の逆転劇につながる1点をもぎとった。
「パーソル パ・リーグTV」はマルチアングルで明石の走塁を紹介。ファンは「一歩間違えば松田の大チョンボだったけどなw 今日は明石に救われたわ」「松田のミスを明石のナイス判断でチャラにしたな」「トリックプレーちゃうわ笑 ほんま今日はいろいろ助かったぁ……」「タッチ掻い潜るのうますぎぃ!」「身体能力は20代定期。」「明石の忍者的(変態的)走塁」と絶賛のコメントを寄せた。
明石は“神走塁”だけにとどまらず、4-4で迎えた7回には勝ち越しタイムリー。ソフトバンクは8-4で逆転勝ちを収めている。