筒香の起用法はどうなる? MLB公式レイズ番「左翼の方がプレーしやすそう」
左翼に加え、一塁、三塁、指名打者などの起用法が検討されている
今季からレイズに加入した筒香嘉智内野手。日本時代は左翼に加え、一塁、三塁なども守ったが、新天地での起用法はどうなるのか。ファンの質問に答える形で、MLB公式サイトのレイズ番フアン・トリビオ記者が回答している。
ファンからの「ヨシ(筒香)はどのように起用されますか? プラトーン、レギュラーのDH、たまに外野手、この全てでしょうか?」との質問に、「ヨシトモ・ツツゴウが今季プレーする場所は慣れによるところが大きいでしょう。レイズはツツゴウにできる限りやりやすく感じてほしいと望んでいます。そうしたことが、彼が大きな価値をもたらす打撃において優れた結果を残すことにつながると考えています」とトリビオ記者。球団が筒香の持ち味であるバッティングを活かすため、様々な起用法を模索する可能性があるとした一方で、筒香自身については「選手が怪我をしたり、新型コロナウイルスに感染する可能性があるため、ツツゴウは三塁か左翼でプレーする準備もできていなければなりません」と語った。
その上で、「スプリングトレーニングでツツゴウは左翼と三塁を守っていましたが、左翼の方がずっとプレーしやすそうでした」と新天地での適性を説明。筒香自身、三塁での試合のスピードに慣れることの方が難しいと語っていたことに触れ、「中断期間があり、紅白戦の試合数も少なく、サマーキャンプでの適応期間は限られるかもしれません。しかし、もしツツゴウがレイズが期待しているように打つことができれば、毎日ラインナップに入り、DHでの出場も増えるでしょう」とバッティングの結果次第では指名打者の起用もありうると語った。
「フィールドのどこでプレーするかに関わらず、右腕との対戦でラインナップに入ることが予想され、左腕との対戦でもそれなりにラインナップに入っても驚かないでください。慣れと全体的な成績で、彼がどれほどプレーするかが決まるでしょう」とトリビオ記者。まずは期待される打撃面でどれだけの成果を残せるかが、今後の起用法にもかかわってきそうだ。
(Full-Count編集部)