筒香嘉智にまさかの1番打者プラン浮上 昨季1番がコロナ感染で指揮官が代役示唆
昨季1番を担った同じ左打ち外野手、メドウズ外野手の穴埋めを期待
レイズの筒香嘉智外野手に、まさかの1番打者起用の可能性が急浮上だ。レイズの球団公式サイトが、オースティン・メドウズ外野手の新型コロナウイルス感染を発表。これにより、キャッシュ監督はメドウズが担っていた1番打者の候補に筒香の名前を挙げている。
記事では、メドウズが新型コロナウイルスに感染して故障者リスト入りしたこと、キャッシュ監督が開幕に間に合うか分からないと語ったことなどを紹介。これにより「レイズはヨシ・ツツゴウ、ケビン・キアマイアー、ハンター・レンフロー、マニュエル・マーゴットの4人の外野手に頼ることになる」と外野陣の台所事情を伝えた。
メドウズは昨シーズン自己最多の138試合に出場して打率.291、33本塁打、89打点を記録し、オールスターにも出場。走力や守備力も兼ね備えた、3拍子揃ったタイプの外野手だ。
レイズ打線のなかでは貴重な左打者ということもあり、記事では「メドウズの不在により、ラインナップで左打者を失うことになる。彼は左腕との対戦で打線の中軸、右腕との対戦で先頭打者を務めるとみられていた。キャッシュ監督はラインナップの変更についてまだそれほど考えていないとしたが、ジマン・チェとツツゴウを候補として挙げた」と同じ左打者の筒香か韓国人外野手の崔志萬がメドウズの欠けた穴に入る可能性を示唆。また、地元紙「タンパベイ・タイムズ」のマーク・トプキン記者もツイッターで「レイズのキャッシュ監督は、メドウズが間に合わなかった場合、右腕との対戦で先頭打者を務める候補がチェとツツゴウだと語った」と伝えている。
日本時代は主に中軸に入ることが多かった筒香。まさかの1番打者起用で新たな可能性が開けるか、はたして。
(Full-Count編集部)