大谷翔平の本塁打量産をLA紙も期待 「すぐにまた見られるはずだ」
エンゼルス・リード打撃コーチは大谷の本塁打量産を予告した「今まで見た中で最高の状態」
開幕二刀流が期待されるエンゼルス・大谷翔平投手について、17日(日本時間18日)にオンライン会見したジェレミー・リード打撃コーチは「今まで見た中で最高の状態です。打球角度は18年と同じくらいか、それ以上になると思っている」と本塁打量産を“予告”した。米ロサンゼルス・タイムズ紙も大谷の本塁打ショーを期待しているようだ。
「エンゼルスのスラッガー、ショウヘイ・オオタニが良い状態になってきているようだ」との見出しで報じた記事では、昨季後半戦は4本塁打止まりだったこと、昨季苦しんだ左膝痛が昨年9月の手術で完治したことなどを伝えた。今春のオープン戦では9試合出場し、19打数2安打の打率.105、1打点。本塁打は出なかったが、キャンプ再開後の紅白戦は13打数4安打の打率.308と好調で、12日(同13日)には中越えへ実戦初アーチをかけた。同紙は「エンゼルスタジアムのフェンスを越える打球をかっ飛ばしていたショウヘイ・オオタニを覚えているだろうか? 2018年にルーキーとして、14打数くらいに1回のペースで本塁打を放っていた。すぐにまたそのような彼が見られるはずだ」と期待した。
ただ、難しい問題点も指摘した。「唯一の問題は今年ファンがオオタニを頻繁に見られなくなるかもしれないこと。60試合のシーズンで、週に1度登板する予定であり、打者としての出場は約30試合になるだろう」。予想される日曜日の先発ローテーションで回れば、登板前後の土曜、月曜の試合は調整、休養日となる。二刀流ならではの問題だが、その中で打者・大谷がどれだけ本塁打をかっ飛ばすか。打者・大谷にも注目が集まっている。
(Full-Count編集部)