二刀流復活の大谷翔平、同僚トラウトが状態に太鼓判「素晴らしい状態」
パドレス戦前の打撃練習では23スイングで14発の柵越えを放った大谷
エンゼルスのマイク・トラウト外野手が22日(日本時間23日)、本拠地でのパドレス戦前にオンライン会見に臨み、二刀流を復活させる大谷翔平投手の今季の状態に太鼓判を押した。
パドレスとのオープン戦前に報道陣にオンライン会見で対応したトラウト。まずはこの日、自身に次ぐ史上2位の高額契約となる12年総額3億6500万ドル(約390億1000万円)でドジャースと契約を延長したムーキー・ベッツ外野手について言及した。
「とてもエキサイティングだね。彼にテキストを送ったが、僕らは同じような状況だったからね。とても喜ばしいこと。南カリフォルニアはいいところなので、彼がここにいることはとてもうれしい。彼については悪いことを聞いたことがない。彼の野球は信じられないくらい素晴らしい。彼には情熱があり、いつも笑っている。もちろん、成績も毎年素晴らしい」と語り、契約延長を祝福した。
さらに話題は大谷にも及んだ。昨季終盤には膝の手術を受け、さらにトミー・ジョン手術からの復活も目指す二刀流右腕についてトラウトは「最も大きな違いは彼が健康であること。(昨年は)膝の問題があったからね。怪我をしてるときは、(良い)プレーをするのは難しい」と、ここまでの状態の良さを語る。
さらに「(今年は)彼は、100%痛みがないように見える。とても良かったと思っている。エンゼルスファンだけでなく、みんなが彼を見たがっている。彼は素晴らしい状態のように見える」とし、万全の状態で今季の開幕を迎えられると予想した。
この日の練習では23スイングで14本の柵越えを放ち、圧巻のアーチショーを披露した大谷。パドレス戦にはトラウトが「2番・中堅」、そして大谷が「3番・DH」で出場する予定となっている。
(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)