筒香嘉智、中越え2ランで鮮烈デビュー 新人開幕戦アーチは日本人12年ぶり
韓国人左腕・柳賢振から打球速度166.4キロ&飛距離124Mの豪快1号2ラン
■レイズ – Bジェイズ(日本時間25日・タンパ)
レイズの筒香嘉智外野手は24日(日本時間25日)、本拠地で行われたブルージェイズとの開幕戦で「3番・三塁」で先発出場。5回の第3打席でメジャー初アーチとなる1号2ランを放った。
韓国人左腕・柳賢振と対戦した。初打席となった初回2死はニゴロ、4回無死は右肩付近に死球を受けてメジャー初出塁を記録した。5回2死一塁の第3打席はフルカウントから89マイル(約143キロ)のフォーシームをバットに乗せた。中越えへのメジャー初本塁打を放った。打球速度は103.4マイル(約166.4キロ)、飛距離407フィート(約124メートル)だった。
メジャー1年目の野手が開幕戦でクリーンアップに入るのは03年松井秀喜(ヤンキース)、08年福留孝介(カブス)以来3人目。松井、福留はいずれも5番スタメンで、3番先発は初めてだ。日本人野手が開幕デビュー戦でアーチを放つのは08年福留孝介以来12年ぶり。開幕戦初安打初本塁打は04年松井稼頭央(メッツ)以来16年ぶりだ。
ブルージェイズには巨人からポスティングシステムを利用して移籍した山口俊投手が所属している。ブルペン待機しており、いきなり元チームメートと対戦する可能性もある。