「これは2番最強打者理論」 ハム杉谷“カンガルーパンチ打法”の芸術弾にファン絶賛
6回の第3打席で今季2号となる中越えのソロ本塁打、直後の7回に一挙6点を奪い逆転勝ち
■日本ハム 9-7 ソフトバンク(25日・PayPayドーム)
日本ハムの杉谷拳士内野手が25日のソフトバンク戦(PayPayドーム)に「2番・二塁」でスタメン出場。6回の第3打席で低めの厳しいフォークを中越えに運ぶ“カンガルーパンチ打法”を炸裂させた。オーストラリア自主トレで決行した「野獣化計画」を体現させた一発にファンも「これは2番最強打者理論」と賛辞を送っている。
杉谷の一発で流れが変わった。4点を追う6回に先頭で打席に入ると、ホークス石川が投じた135キロのフォークをすくい上げた。打球はグングン伸び中堅・柳田の頭上を越え、フェンスの上部に描かれた本塁打識別線の上に当たる2号ソロとなった。
これが反撃の狼煙を上げる一発となり、7回には中田の10号3ランが飛び出すなど一挙6点を奪い逆転勝ち。「パーソル パ・リーグTV」も「スギノール!! 杉谷拳士『カンガルーパンチ打法』炸裂!」とのタイトルで動画を公開。この日2安打1打点1四球の活躍を見せた杉谷にファンも大喜び。
「これは2番最強打者理論」
「あの低めをホームランにするパワーがあったんだな」
「今年2番固定いけるわ」
「普通にエグい」
「流れを呼び込んだ一発」
4試合連続安打と好調をキープし、ここまで20試合に出場し打率.310、2本塁打4打点1盗塁。代走、代打、守備固めと途中出場でチームを救ってきた男が、ここにきて一気にレギュラー定着を狙う。