ヒット量産の鷹・柳田が1000安打まで残り「2」　日本ハムとの“数奇な”縁で達成も

プロ初安打は2012年の日本ハム戦、2000安打の“折り返し”へ

　ソフトバンクの柳田悠岐外野手が、通算1000本安打まで残り2安打とし、26日の日本ハム戦で達成する可能性も出てきた。25日の日本ハム戦で5打数3安打と止まらない。ヒット内容をご覧いただけばわかるが“振ればヒット”のような勢い。軽く打ってフェンス直撃、逆方向への引っ張り打法には目を奪われる。

　柳田と日本ハム――。少しだけ数奇な縁を感じる。柳田は2年目の2012年6月5日、本拠地・日本ハム戦でプロ初安打。大きな節目も同じ相手に達成するかもしれない。

　柳田の節目の数字は以下の通りだ。

1安打　　2012年6月5日　日本ハム戦
100安打　2013年8月11日　楽天戦
200安打　2014年6月6日　広島戦
300安打　2014年9月28日　日本ハム戦
400安打　2015年6月25日　西武戦
500安打　2016年4月17日　楽天戦
600安打　2016年8月21日　日本ハム戦
700安打　2017年7月5日　オリックス戦
800安打　2018年5月11日　日本ハム戦
900安打　2018年9月9日　オリックス戦

　プロ初安打を含めて、柳田の節目の安打は日本ハム戦が最多の4度（初安打、300安打、600安打、800安打）となる。節目だけでなく、2018年4月21日の日本ハム戦ではサイクルヒットを達成するなど、記録達成にも日本ハムと縁がある。次なる節目も26日の日本ハム戦で生まれることを期待したい。

　ソフトバンクでは、柳田の通算1000安打を記念したオリジナルのダイジェスト映像を制作し、記録達成後にWEB上で公開する予定だという。好調を維持する鷹の主砲の節目を見逃すことがないよう、26日の試合に注目してほしい。

（藤浦一都 / Kazuto Fujiura）