「素晴らしい」「才能だ」 大谷翔平の“インサイドアウト弾”に阪神OBも脱帽
元阪神ブロワーズ氏はマリナーズ地元中継の解説を務めている
■マリナーズ 8-5 エンゼルス (日本時間31日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間31日)、本拠地マリナーズ戦で「5番・DH」で先発出場。9回の第4打席で2号3ランを放った。99マイル(約159キロ)のフォーシームをバックスクリーン左に運んだ圧巻の一撃に、阪神OBも「素晴らしい」と最敬礼している。
圧巻の一撃だった。1死一、二塁の好機で第4打席を迎え、4番手右腕・アルタビラと対戦した大谷。追い込まれながらも99マイル(約159キロ)の直球を振り抜くと、文句なしの一撃はバックスクリーン左に飛び込んだ。
敵地シアトルで中継している「ROOTスポーツ」で解説を務めていたのはマリナーズ、阪神などで内野手としてプレーしたマイク・ブロワーズ氏だ。衝撃の一撃に「素晴らしい」と脱帽した。
打球速度105.4マイル(約170キロ)、打球角度31度、飛距離402フィート(約122メートル)という今季2号のデータを紹介すると、実況は「見てください! インサイドアウトスイングでも402フィート飛ばすんですよ!」と最敬礼。すると、ブロワーズ氏は「才能だ!」と絶賛していた。
開幕直後で打率.174と低いままだが、3試合連続安打、2戦連発と状態を上げてきた。主砲トラウトが育休リスト入りして不在となる中、バットで敵軍をビビらせたいところだ。
(Full-Count編集部)