新型コロナ感染拡大でシーズン打ち切りも？　コミッショナーが選手会に警鐘鳴らす

クラスター発生のマーリンズに続き、カージナルスにも感染者

　新型コロナウイルス感染症の感染者が続出しているMLB。メジャーリーグ機構のロブ・マンフレッドコミッショナーは7月31日（日本時間8月1日）、選手会のトニー・クラーク専務理事に対して、シーズン打ち切りの可能性があることを伝えた。米スポーツ専門局「ESPN」が伝えている。

　マーリンズでクラスターが発生するなど新型コロナウイルスの感染者が頻発しているMLB。この日新たにカージナルスでも2人の陽性反応が明らかになり、カージナルス対ブルワーズ戦も延期が決まった。シーズン続行も危ぶまれる状況にある中で、マンフレッドコミッショナーがシーズン打ち切りの可能性を示した。

　米「ESPN」のジェフ・パッサン氏は自身のツイッターでも「金曜日、MLBコミッショナーのロブ・マンフレッドはMLB選手会の専務理事トニー・クラークに、もし野球界が新型コロナウイルスの感染対策でより良い仕事をしなければ、シーズンを中止する可能性がある、と伝えた」とレポート。今後、さらに感染が拡大し、状況が悪化するようなことがあれば、シーズン中止という選択肢も出てきそうだ。

（Full-Count編集部）