大谷翔平、故障再発ならエ軍に影響大 MRI検査に米メディア懸念「二重の打撃になる」
マドン監督は「前回の登板より良くなっている」と評価したが…
■アストロズ 6-5 エンゼルス(日本時間3日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地のアストロズ戦で今季2度目の先発マウンドに上がったが1回2/3、無安打5四球2失点で降板。試合後には右腕の違和感を訴えMRI検査を受けることが球団から発表れた。検査の結果次第になるがAP通信は「長期離脱となればチームにとって二重の打撃になる」と懸念している。
二刀流の完全復活が期待された2度目の登板はまさかの結末だった。大谷は初回こそ3者凡退と好スタートを切ったが、2回は先頭から3連続四球、そして2死満塁から二つの押し出し四球で2点を失い降板となった。
そして試合後は球団から大谷が右腕の違和感を訴え、病院にMRI検査を受けに行ったことが発表された。米メディアも大谷の検査を一斉に報道する中、AP通信は「肘の手術から復帰に向けて熱心に取り組んでいた大谷に対する不安を募らせた」と伝えた。
マドン監督は試合後に「前回の登板より良くなっている」と評価したが、検査次第ではチームから離脱する可能性も否定できない。記事では大谷が野手としてもDHで試合に出場していることを言及し「再び怪我の再発となれば、(マドン監督の)こういったポジティブな兆しも大した意味は持たないことになる。何かしらの長期離脱は、苦戦するエンゼルスにとって二重の打撃になる」と、投打でチームの核を失う可能性を指摘していた。
(Full-Count編集部=AP)