鷹スチュワート、異例の選択が予想外の展開へ マイナー中止も「日本は野球ができる」
両親、彼女、友人たちの来日計画は白紙「帰国する機会がないかもしれない」
2018年の米ドラフトでブレーブスに1巡目指名されながら、入団せずに大学へ進学し、2019年にソフトバンク入団を選択したことから注目を集めたカーター・スチュワートJr.投手。2年目の今季は1軍デビューを目指して2軍で汗を流しているが、そんな中、新型コロナウイルスの影響で世界中が大混乱に。家族や友人にいつ会えるかわからない現状を米メディア「ESPN」に語っている。
2月には宮崎キャンプでA組(主力組)の紅白戦に登板。最速153キロをマークし、2回を投げて1安打1四球無失点と順調な2年目のスタートを切っていた。そこに到来した新型コロナ禍。記事によると、アメリカにいる両親、彼女、友人たちが当初、日本に会いに行くことを計画していたが、計画は無期延期となったという。
「長い夏、長い年になるんだなって感じだった。(来年の)春季キャンプまでここにいなきゃならないなら、そうなるかもしれない。帰国する機会がないかもしれない。本当に辛く感じるだろうね。友人、家族、彼女が来年の夏まで来られないとしたら、乗り切るしかない」
福岡から母国の友人たちとつながるために、余暇はオンラインゲームに興じているというスチュワート。母のパットさんも母国を感じてもらうために、好物のキャンディや日本版よりも甘いアメリカのマウンテンデューなどを送っているという。