鷹スチュワート、異例の選択が予想外の展開へ マイナー中止も「日本は野球ができる」

マイナーリーグ中止に父「同じ時にドラフトされた選手たちはお金をもらえていません」

 日本のプロ野球が3か月遅れで6月19日に開幕した一方で、アメリカではメジャーこそ開幕にこぎ着けたもののマイナーリーグは中止に。仮にスチュワートがドラフトで入団していれば今季はプレーできなかった可能性が高い。また記事では、家族が感染者の多いフロリダ州オーガリーに住んでおり、姉のレイチェルさんは6週間前に新型コロナウイルスに感染したことも明かされており、野球どころではなかったかもしれない。

 この状況に「国として、上手く対応している。すごく上手くやっているよ。すぐに野球ができるようになったのは有り難い」と、記事内で語っているスチュワート。さらに父のスコットさんも、2年前の異例の選択がこの状況になって良い方向に進んでいると感じているようだ。

「『日本の球団と契約して幸運だったよ。野球ができて、お金がもらえるんだから』と伝えています。同じ時にドラフト指名を受けて契約した選手たちはお金をもらえていません。野球すらできていないんです。マイナーレベルで投げていて、メジャーリーグの給与がもらえるんです。今年の後、まだ契約が4年残っています。彼にとって良かったと思います」

 現在は「野球のフィールドでは全く問題ない」と、プレーに集中しているという20歳右腕。近い将来の1軍デビューを期待したい。

(Full-Count編集部)

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