秋山翔吾「監督のおかげでいい準備できた」 メジャー初三塁打は代打タイムリー
7回代打で右翼線へ適時三塁打、打率.237「打てる球を振りにいった」
■レッズ 4-1 ブルワーズ(日本時間9日・ミルウォーキー)
レッズの秋山翔吾外野手が8日(日本時間9日)、敵地ブルワーズ戦の7回に代打で登場。右翼線適時三塁打を放った。3試合連続安打で、三塁打はメジャー初だ。1打数1安打1打点1四球で打率.237。チームは4-1で快勝した。秋山は「僕一人でどうにかなるケースでなかった。たまたま、あれが三塁打になっただけで。引っ張りに行こうとも思ってなかった。代打なので打てる球を振りにいった感じです」と振り返った。
3点リードの7回無死一塁。アービンの代打として出場した。1ストライクからの2球目。右腕バーンズの甘く入ったフォーシームを捉えた。右翼線で弾む打球で一気に二塁ベースを蹴る。適時三塁打としてダメ押しの4点目を生んだ。
この日は左投手が先発でベンチスタートだった。「なるべく早く使いたいと話をされていたんですけど、相手の左投手が投げていたので、そうはいかないと分かっていた。監督がケアというかコミュニケーションを取ってくれて、考えは伝わっていた。右に変わった時点で、どこでも行けるように準備していた。そこは監督と話していたおかげで、いい準備ができていたと思います」と振り返った。
9回2死の第2打席では四球で出塁。チームは初回にスアレスの2号3ランで先制。先発のデスクラファニが6回6奪三振2安打無失点と試合を作り、2連勝とした。秋山は「左でも試合に出たい気持ちはもちろん変わらずに持っている。どの打席の中でもアピールしないといけない気持ちは強くなっている。凡打でも打撃の感じが良くなってくる経験もある。何がきっかけでよくなるかわからない。どういう使われ方になっても、ああいう仕事ができれば」と前を向いていた。
(Full-Count編集部)