日ハム宮西、史上初の350ホールド達成 13年目で前人未到の快挙
先頭の田村に四球を与えるも、無失点に切り抜ける
■日本ハム – ロッテ(12日・ZOZOマリン)
日本ハムの宮西尚生投手が前人未到の通算350ホールドを達成した。12日、敵地ZOZOマリンスタジアムでのロッテ戦。3点リードの8回にマウンドに上がると、1イニングを無失点に封じてNPB史上初の通算350ホールドに到達した。
先頭の田村に四球を与えたものの、代打の佐藤を右飛に打ち取って、まず1死。続く角中を二ゴロ併殺打に打ち取って無失点に封じた。宮西は8回を投げ終え、9回は金子弌大投手がマウンドへ。この段階で宮西にはホールドが記録され、通算350ホールドに到達した。
2007年のドラフト3位で関西学院大から日本ハムに入団した宮西。プロ1年目からリリーフ一筋で13年間、投げ続けてきた。1年目から12年連続で50試合超に登板し、2016年、2018年、2019年と最優秀中継ぎのタイトルも獲得。今季はこの日で21試合目の登板。通算705試合目の救援マウンドで前人未到の大台に到達した。