誰が打てる? 不可思議な161キロの動く“魔球”にファン「最高レベルにエグイ」
ドジャースのグラテロルが投じたシンカーが意味不明な変化
■ドジャース 6-0 パドレス (日本時間13日・ロサンゼルス)
驚愕の動く100マイル(約161キロ)がまたしても米で話題を呼んでいる。ドジャースの右腕、ブルスダー・グラテロルが12日(日本時間13日)のパドレス戦の8回2死二塁の場面で、マニー・マチャドに対して投じたシンカーが100マイルを計測。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のエ軍番記者は動画付きで紹介すると「笑 打つのは不可能」とツイート。ファンも「最高レベルにエグい球だ」と度肝を抜かれている。
昨季ツインズでプレーしていたグラテロルは、当時も160キロ超えのシンカーで米で話題を集めた若手右腕。12日のグラテロルの投球に注目したファビアン・アルダヤ記者が投稿したツイートにはファンも次々に反応した。「マジかよ」「グラテロルは今後何度もCY賞を獲るよ」「こりゃあ、とにかくキモいわ」と不可思議に微妙に動く変化に“鳥肌もの”だった。マチャドに対して、その後、90マイル(約145キロ)のスライダーで空振り三振。鮮やかなコンビネーションを披露。こんな完璧な組み立てをされれば、なかなか打つことは難しいだろう。
ファンの中には「なぜツインズはこの男をトレードしたんだ」という疑問の声も挙がっていた。また、この動画には目の肥えた米メディアの記者たちも反応し、米野球専門誌「ベースボール・アメリカ」のカイル・グレイサー氏は「エグい」とするなど、今後もこの投手から目が離せない。