ダルビッシュ、ノーヒッターならずも7回1安打1失点で3勝目　今季初2桁11Kで防御率1.88

最速158キロで7回11奪三振3四死球1安打1失点、防御率1.88

■カブス 4-2 ブルワーズ（日本時間14日・シカゴ）

　カブスのダルビッシュ有投手が13日（日本時間14日）、本拠地のブルワーズ戦で先発登板した。ノーヒットノーランの期待がかかった7回1死からソロ被弾したものの、7回1安打1失点の圧巻の投球で今季3勝目を挙げた。今季初の2桁となる毎回11奪三振。最速は97.9マイル（約157.6キロ）で、防御率1.88と1点台に突入した。チームは4-2で快勝し、3連勝を飾った。

　ダルビッシュは初回からエンジン全開だった。2死からイエリッチの死球と二盗で2死二塁としたが、ガルシアを空振り三振。2回はスモーク、ナルバエスから空振り三振を奪い、2点リードした3回からは2イニング連続で3者凡退に抑えた。5回は2死からアルシアを四球で歩かせたものの、ホルトをニゴロに打ち取った。

　6回は先頭・ソガードから2者連続三振。イエリッチは力のない中飛に打ち取った。4点リードとなった7回も続投。先頭ガルシアから空振り三振を奪って今季初、通算41回目の2桁奪三振を記録した。続くスモークに初安打となる右越えソロを許したが、7回104球（ストライク69球）を投げ、11奪三振2四球1死球、1安打1失点。3試合連続のクオリティースタートを達成した。

　ブルワーズは今季初登板となった7月25日（同26日）の相手で、その試合は4回6安打3失点で負け投手となっていた。圧巻の投球で自身3連勝。チームは13勝3敗で地区首位と快進撃を見せている。

（Full-Count編集部）