ダルビッシュが奪三振ショー3勝目 指揮官は変化球絶賛「相手のバランスを崩した」
ノーヒッターならずもロス監督「今夜、オフスピードピッチの制球が本当に良かった」
■カブス 4-2 ブルワーズ(日本時間14日・シカゴ)
カブスのダルビッシュ有投手が13日(日本時間14日)、本拠地のブルワーズ戦で先発登板した。ノーヒットノーランの期待がかかった7回1死からソロ被弾したものの、7回1安打1失点の圧巻の投球で今季3勝目を挙げた。今季初の2桁となる毎回11奪三振。最速は97.9マイル(約157.6キロ)で、防御率1.88と1点台に突入した。デビッド・ロス監督は称賛のコメントを寄せた。
ダルビッシュは初回から奪三振ショーを演じた。7回1死からスモークに右越えソロを浴びるまで無安打投球。7回104球(ストライク69球)を投げて、11奪三振2四球1死球、1安打1失点。3試合連続のクオリティースタートを達成した。試合後のデビッド・ロス監督の声も弾んだようだ。地元紙「デイリー・ヘラルド」は指揮官のコメントを紹介した。
「今夜、オフスピードピッチの制球が本当に良かった。スライダー、カットボール、変化球が効果的だった。本当に相手のバランスを崩していた。スモークの本塁打まで、良いスイングは本当にそれほど見られなかった」
チームは4-2で快勝して3連勝。13勝3敗で地区首位を快走している。7月31日(同8月1日)の本拠地パイレーツ戦から自身3連勝となった右腕が歴史的な快進撃を引っ張っている。
(Full-Count編集部)