「ギャップが凄い」球速差58キロの衝撃… 西武平良VS楽天牧田の“剛柔対決”が話題
平良は155キロの直球で、牧田は97キロのカーブで空振り三振を奪った
■西武 3-3 楽天(15日・メットライフ)
球速差58キロの緩急対決が実現した。15日にメットライフドームで行われた西武-楽天の一戦は3-3で延長10回に突入。楽天は牧田和久投手、西武は平良海馬投手が延長戦のマウンドに上がったが、両者の球速差に注目が集まっている。
先にマウンドに上がった平良は2死一、三塁のピンチを背負ったが、代打の内田を155キロの直球で空振り三振に仕留めた。一方の牧田は先頭の栗山から97キロのカーブで空振り三振を奪うと、3者凡退でゲームセットとした。平良のこの日最速の155キロと牧田の最遅となる97キロは、なんと球速差58キロだった。
プロ3年目、20歳の平良はここまで22試合に登板して防御率2.53、7ホールドとブレーク。7月19日の楽天戦(楽天生命パーク)では日本人6人目の160キロをマークして話題となった。3年ぶりにNPB復帰した35歳の牧田も、24登板で防御率1.59、8ホールドと健在をアピールしている。
「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeは、この対決を「【空三振ショー】155キロ? 97キロ? 速緩ギャップが凄い!」と動画で公開。ファンは「牧田の職人感」「やっぱ緩急が大事よね」「平良貫禄出てきたなぁ」「平良は165超えて欲しい」「牧田にはロマンを感じる」とどちらの投手にも賛辞を送っている。