筒香嘉智、逆方向へ逆転3号3ラン 飛距離115メートル&打球速度159キロの大飛球
6回の第3打席は左越え二塁打、代走出されて途中交代 チームは7−5で勝利
■レイズ 7-5 Bジェイズ(日本時間17日・バッファロー)
レイズの筒香嘉智外野手が16日(日本時間17日)、敵地で行われたブルージェイズとのダブルヘッダー第2試合に「5番・左翼」で先発し、4回の第2打席で逆転3号3ランを放った。続く第3打席では左越え二塁打。代走を出されて途中交代したが、打率は1日(同2日)以来の2割台に復帰した。試合はレイズが7-5で勝利した。
2点を追う4回2死一、二塁の場面。打席に立った筒香は先発シューメーカーと対峙。カウント2-2から5球目スプリットを強振した。レフト方向へ飛んだ打球はグングン伸びてフェンスを越える3号3ラン。飛距離は379フィート(約115メートル)、打球速度99マイル(約159キロ)という文句なしの貴重な一発で試合をひっくり返した。
12日(同13日)敵地レッドソックス戦での2号2ラン以来、出場3試合ぶりとなる逆転アーチ。6回の第3打席には左越え二塁打を放ったが、代走を出されてベンチへ退いた。この日は3打数2安打3打点の大活躍で今季3度目のマルチ安打を記録。打率を.207に戻した。
8月は快音響かぬ日が続いたが、最近5日間で2本塁打を放つなど、筒香のバットにようやくエンジンが掛かってきた。